SQLにおいてよく使われる関数について、今回は文字列関数をご紹介します。
取り上げる関数は、「REPLACE」「SUBSTR」「LEFT」「RIGHT」「CONCAT」「LENGTH」の6つです。
REPLACE関数
REPLACE関数では、指定した文字列を別の文字列で置換することができます。
引数の指定の順番は以下のようになります。
REPLACE関数の引数は全て文字列になります。データの型にご注意ください。
利用法
例として、「Hello, World!」という文字列の中で、「World」を「Universe」に置き換えたいとします。
この場合、上記の画像のように引数を指定します。
元の文字列を引数1に、置換前の文字列を引数2に、置換後の文字列を引数3に入力します。
結果として、上記のように指定した文字列部分だけが置換されます。
LEFT関数
LEFT関数では、文字列の左端から指定した文字数分の文字列を抽出することができます。
引数の選択順は、以下のようになります。
利用法
例として、「Hello, World!」という文字列の中で、左から5文字分の文字列を抽出したいとします。
この場合、上記の画像のように引数を指定します。
引数1に元の文字列、引数2に左端からの文字数を入力します。
結果として、元の文字列の左端から指定した文字数分だけが抽出されます。
RIGHT関数
RIGHT関数では、文字列の右端から指定した文字数分の文字列を抽出することができます。
引数の選択順は、以下のようになります。
利用法
例として、「Hello, World!」という文字列の中で、右から6文字分の文字列を抽出したいとします。
この場合、上記の画像のように引数を指定します。
引数1に元の文字列、引数2に右端からの文字数を入力します。
結果として、元の文字列の右端から指定した文字数分だけが抽出されます。
LENGTH関数
LENGTH関数では、文字列の文字数が分かります。
引数の選択順は、以下のようになります。
利用法
例として、「Hello, World!」という文字列の文字数を抽出したいとします。

上記の画像のように引数に文字列を入力します。
結果として、指定した文字列の文字数が抽出されます。
SUBSTR関数
SUBSTR関数では、指定した文字列から一部分の文字列を抽出することができます。
引数の選択順は、以下のようになります。
開始位置では、文字列の左より何文字目から抽出するのか指定します。
長さでは、左より何文字分抽出するのかを設定しますが、必ずしも指定する必要はありません。
長さを指定しない場合、開始位置より右にある文字列全てを抽出します。
利用法
例として、「Hello, World!」という文字列の中で、7文字目から6文字分の文字列を抽出したいとします。

この場合、上記の画像のように引数を指定します。(この文字列では、“Hello,”と“World!”の間に空白が一文字分含まれています)
引数1に元の文字列、引数2に文字列抽出の開始位置を示す数値、引数3に抽出する文字数を入力します。

結果として、元の文字列から指定した文字列だけが抽出されます。
CONCAT関数
CONCAT関数では、複数の文字列を結合して1つの文字列として抽出することができます。
引数の選択順は、以下のようになります。
文字列同士の結合は、右側に結合されていきます。つまり、文字列1の右側に文字列2,3…が結合されていきます。
利用法
例として、「Hello, 」「World!」の2つの文字列を結合して「Hello, World!」という文字列を抽出したいとします。
この場合、上記の画像のように引数を指定します。
文字列の結合なので、順番に注意しながら引数を入力します。
結果として、引数1の文字列の右側に引数2の文字列が結合されて抽出されます。
