このようなとき、どうすればよいでしょうか?
集合関数について
SQLの集合関数は、複数のレコードの値に対して演算を行い、一つの値を得たいときに用います。集合関数には、平均値を求めるもの、合計値を求めるもの、行数を数えるものなどさまざまな種類があります。
よく使われる集合関数の種類について表にまとめました。

基本的な集合関数
このなかのCOUNT関数を例にとって、集合関数を用いたい場合のMagiqでの操作について確認してみましょう。
集合関数 例題①
会員データから、会員ランクAの会員数を調べたい
【手順】
①テーブルの選択
「主テーブル」で会員テーブルを選択します。
②集合関数COUNTを使って条件に合致する会員の数を数える
ここが今回のポイントになります。
まず、「取得フィールド」欄右のプルダウンマークを押し、「関数」を選択します。選択すると、関数を選ぶ欄(select a function)と引数を指定する欄が出てくるかと思います。まずは、関数欄にてレコード数を数えるための関数、COUNT関数を選択します。
次に、引数を指定します。引数とは、プログラムや関数に与える入力情報のことです。今回の場合は、条件に合致するカラムの数さえ数えられれば問題ありませんので、引数に入るフィールドは、NULLの入っているフィールド以外を選びましょう。今回の場合は、会員IDフィールドや会員ランクフィールド、*なども選択できます。
③条件を設定する
「カラム数を数える」というところまでは設定できたので、数えるための条件を設定します。数えるのは会員ランクAの会員数ですので、条件の欄で
member_rank=‘A’
となるように設定します。

集合関数 例題②
次に、例題①とは違う関数を使った例題です。
受注データから価格と購入数量を用いて全体の売上を求める
【ポイント】
売上を知りたいときは、売れた商品の価格と売れた数量が分かれば求められます。
売上=価格×数量
求めたいのは総売上ですから、上の式を用いて各商品についての売上を出した後、SUM関数を用いてそれらを合計すればよいということになります。
【手順】
①テーブルの選択
「主テーブル」として、受注テーブルを選択します。
②関数を用いて集計する
「取得フィールド」欄で「関数」を選択します。ここまでの操作は前の例題とほぼ同じです。
関数を選択する欄がでるので、今度はSUM関数を選択しましょう。
引数については、今回SUM関数の対象になるのは商品の種類ごとの売上である「価格×数量」の式です。
このように、引数に二項演算子(+,-,×,÷など、二つの値の演算を行う演算子※詳細は用語記事参照)が含まれるときは、「引数」欄の右にあるプルダウンマークから「二項演算子」を選択すると、設定できるようになります。
「価格×数量」の式になるように、フィールドと演算子を選択しましょう。


集合関数を使って結果をグループ化したい場合は、こちらの記事を参照ください。